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10月8日(水)

 5年ぶり、2回目の南仏旅行。メインはピカソ美術館と5年前に行って強烈な印象だったレストラン。1泊2日、しかも電車で、、、というハードなスケジュールでしたが、あれこれ楽しめて充実した旅行になりました♪

 朝7時45分、パリ・リヨン駅からTGVに乗って出発。いつもの旅行に比べたらちょっと遅めのスタート。リヨン駅はスタバがあるので嬉しい!ちなみにパンは前日に買っておいたリベルテです。パンオレザンもマドレーヌもやっぱりとてもおいしい!早く出来立てのクロワッサンやケーキ類を試したい。
 ここからが長~い。。。寝たり本を読んだりして過ごす5時間半。最初の目的地であるアンティーブに到着したのは午後1時5分です。



 アンティーブの駅を降りると、暑い!!すっかり寒くなったパリとは大違い、まだまだ夏という感じです。日差しも強くてサングラスを持って来なかったことを後悔、、、必須です。
 駅から旧市街を通って海側へ。ちなみに近頃私は「旧市街」と聞くとアレルギー反応を起こすようになりました。どの国へ行っても、どの地方行っても絶対出てくる「旧市街」。もちろん素敵な旧市街が残っているところもあるとは思いますが、たいがいは観光客向けのお土産店やうさんくさい飲食店がズラズラ並んでいる石畳の道。旧市街ってなんやねん?!と言いたくなってしまいます。
 なので出来れば旧市街を通らずに海側に行きたかったのですが、そうするとピカソ美術館まで遠回り。仕方なく旧市街を通って行きました(笑)。

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 歩いて15分ほどで海に出ました!まだたくさん泳いでいる人もいます。今回の旅ではことあるごとにすぐに海が見えました。南仏なんだから当たり前ですが、こうしてすぐ近くに海がある風景というのはとても不思議な感じです。






 念願のアンティーブ・ピカソ美術館。去年セーヴル陶磁器美術館で見た「陶芸家ピカソと地中海展」を思い出しました。このアトリエで制作中のピカソの写真もたくさんあって、とても興味深かったです。海に面したテラスもとても素敵。さりげなく(?)置いてあるオブジェがミロのものだったり、贅沢な空間でした。

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 小腹がすいたので、お昼ごはん代わりにお惣菜屋さんでミートパイを購入。温めてもらってとてもおいしかった!フランス語でミートパイはFriand(フリアン)ということを初めて知りました。







 再び駅に戻って、今度はローカル線でニースまで。一人4.50ユーロ、約25分です。車窓から見える建物は赤っぽい色が続きます。家は小さくてもプールが付いていたり、ヤシの木があちこちにあったり、パリの風景とはまったく違います。

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 ニース駅前のトラムに乗って、vaubanのバスターミナルへ。ニースの交通機関、ソロチケットで謎の74分以内なら乗り換えOKなので、そのチケットのまま116番バスに乗ることが出来ます。トラムでVaubanに着くとあまりバスターミナルっぽくない風景なのでちょっとキョロキョロしてしまったけれど、高架下のようなところをくぐるとちゃんとバス停があって一安心。ニースからLa Turbieまでのバスは1日5本しかないので乗り遅れないように注意(と自分に言いたい…乗り遅れちゃった話はこの続きで)。17時15分発のバスにのって、この日宿泊するテュルビー村へ出発です。

バスの時刻表は「LIGNES D'AZUR」のサイトで検索しました。








 ニースの街中は渋滞していてゆっくりペースでしたが、山道に入ると一変。クネクネ急カーブを結構なスピードで走っていきます。ほとんどブレーキは踏まず(笑)。10分おくれの18時ちょうどにテュルビー村の市庁舎前に到着しました。

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 ここが今回の宿泊&レストラン。5組だけ泊まれる小さなホテル「HOSTELLERIE JEROME」です♪5年前は泊まらずにレストランだけの利用だったのですが、今回は念願の宿泊も!周りの町並みも、レストランの内装もほとんど変わっていませんでした。
 私たちが泊まったのは2人で98ユーロの一番小さくて、海の見えないお部屋です。海の見えるもっと豪華なお部屋もありましたが、それはまた老後かな(笑)。
 夕飯は19時半に予約していたので、それまでお部屋でのんびり。レストラン用に着替えてから夕食に行きました。部屋の真下にレストランがあるって、すごく楽!!食べ終わった後も、電車乗って帰る必要がないなんて。ごはんのおいしい宿って素晴らしい☆







 ここの内装、すごく好きです。古い建物だけど、重々しくなりすぎない空間になっているのが良い。手描きのメニューの絵とか、飾ってあるアジサイがどこか素朴な感じなのが良い味なのかも。パリだったらもうちょっと気取った感じになりそうですが、そういうクールさはあまりなくてとてもリラックスできる雰囲気です。

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 イタリア国境に近い場所なので、イタリア風南仏料理。えびの奥に写っているのは南仏名物のズッキーニの花。オリーブオイルがふんだんに使われていて、それがまたおいしい!チラリと見えたオリーブオイルの銘柄をちゃんとメモって置けば良かった、、、と今になって思う。しかも同じオリーブオイルが翌日ニースでランチに入ったおいしいビストロでも使われていた。一体あれはどこのオリーブオイルだったのか?!現在、捜索中です。

10月9日(木)
 翌朝、ちょうど木曜日だったのでホテルの近くでマルシェがたっていました。ここでも花付きズッキーニ発見。南仏名物のソッカ(ひよこ豆で作ったクレープ生地のような軽食)の移動式窯も出て、焼き立てソッカを販売していた。時間がなかったので食べなかったけれど、これを朝食にするのも魅力的。
 さて、我々はパン屋でクロワッサンを購入してニース行きの116番バス停へ…。しかしバスは予定時刻を過ぎても来ない。まぁフランスですからちょっとぐらい遅れることは日常茶飯事。あまり気にせず待ちぼうけ、、、さすがに15分過ぎたあたりで「これはおかしいのでは」と思い始める。そしてちゃんと確認したところ、バス停の場所を間違っていた~~!。どどどど、どうしよう。次のバスは4時間後です。。。と途方に暮れながら歩いていたら、遠くの方に116番バスの後姿が見えた。ほんとに遅れて出発したようで、走れば乗れるかも?!という距離だったので、ダッシュ!しかしバスは無情にも去って行ってしまった…。

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 そんなわけで、予定変更。10分後にニースとは反対方向のモナコ行きのバスが出るから、とりあえずそれに乗ろうということに。テュルビー村には電車は通っていないけど、モナコからニースは電車があります。問題は電車の駅の近くにバスが着くのかどうか?ということ。バスが通る町の中心地と、最寄りの電車の駅が歩けないほど離れている場合も多々あるので心配ですが、、、。でもとりあえずモナコ行きバスに乗りました。
 ←バスの中でやっとありつけたクロワッサン、と~ってもおいしかった♪




 無事にモナコ到着。5年前にちょっとだけ観光したことがあるのだけど(ツアーでカジノと教会だけ)、自分で街を歩いたことはありません。歩いてみるとモナコがどんな街がちょっとわかった気がする!とてつもない高低差のある街なんですね。断崖絶壁に貼り着くように人が住んでいるみたい。
 国鉄駅の構造も独特で、エスカレーターやエレベーターで高所から低所までつなげていました。最初、それが理解できなくてどうしてこんな離れた位置に駅の入口がいくつもあるのか??地図を見てもチンプンカンプンでした。とても珍しい駅だと思います。
 ポストを見て気づく…そっか、モナコはフランスではないんですね。共通した部分もあるけれど、独自の文化やデザインもあって面白い。

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 無事にモナコからニースへ向かう電車に乗りました。ここでもまた素晴らしい海の景色!





 駅の有人コインロッカーに荷物を預けて、お昼ごはん。やっぱりニースといえばこのビストロ!「La Merenda」でランチです♪
 お店の雰囲気、そしておいしい南仏料理。ここは理想的なお店かもしれない。前菜に「ルッコラ、リコッタチーズ、いちじく、オリーブのサラダ」と「イワシのファルシ」、メインに「ストックフィッシュ」と「牛肉のドーブ(煮込み)」をとりました。全部が全部素晴らしい。大衆食堂的なお店なので、ものすごく高級食材を使っているとかではないけれど、シンプルなだけにハッとするほど新鮮な味がしました。ある意味、昨日の1つ星レストランより感動したかもしれない。絶対にまた食べに行きたい!

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 こちらがメインの「ストックフィッシュ」。ストックフィッシュという名前も不思議ですが、干しダラを使った南仏料理だそうです。生にんにくのすりおろしと生パセリがいいアクセント。この煮込みにテーブルで最後に1さじかけてくれたオリーブオイルが昨夜のレストランでも使われていたものでした。その土地の、勢いのある食べ物は何年たっても記憶に残る。この料理の味はこれからもずっと忘れないだろうな。







 お土産はこちらのお菓子屋さん「AUER」で、フルーツコンフィ(砂糖漬け)を購入。ここのコンフィ、最高においしいです。特にレモンピールはもっと大量に買ってくれば良かった~と後悔しています。パリでもおいしいコンフィのお店を開拓しようと思います!

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 もう一つのお土産はオリーブオイル。ニースのオリーブオイルと言えば「アルジアリ」が有名ですが、それはパリでも日本でも買えるので今回は「oliviera」のオイルを購入しました♪2014年のオリーブオイルはあと1週間で終了、1か月お店を閉めて11月中旬から新オリーブオイルの販売をするとのこと。お店が閉まる前に来られて良かった~。残りわずかとなった「Haut Provence 500ml」を1缶買いました。早く使ってみたい!








 歩いているとあまりに暑くて、日射病になりそう!ちょっと変わった内装と聞いていたのでネグレスコ・ホテルに避難。冷たいジュースを飲んで生き返りました。

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 その変わっているというネグレスコのロビー。なるほど!こんな感じでたくさんの現代アートのオブジェが飾られているのでした。結構な数を脈絡もなく置かれているので「悪趣味」という評判もあるようですが、、、私は嫌いじゃありません。
 ここで帰りのTGVの時間まで過ごして、ニース駅へ。あとは帰るだけだけど、ここからがまた長い。6時間の予定が途中で問題があったらしく6時間半かかってようやくパリに到着しました。家に着いたのは夜中過ぎでグッタリ。
 ニースはパリのように都会ではないしのんびりとした雰囲気で刺激には欠けるけどれど、定期的に行きたくなる街ですね。またいつかあのおいしい南仏料理とまぶしい太陽を求めて戻ってきたいです♪

(2014年10月)

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